まだ午後二時半くらいだけど、日が落ちる前のような夕日で、あせる。
バス車内でJはタバコ吸い始め、私にも一本くれる。吸いながらおりてく、私も。最低限の荷物以外は何故かバスにくおいて行く。私も真似してく。
「J君運賃借りていい？」
「なんで」
「財布置いてくから」
みたいな会話。
1500円？くらいかかってる。
平日という設定だけど、家族連れたくさん、でも皆ぼちぼち帰り出してる。
浜辺っぽい雰囲気はあるが実際のビーチにはまだ道一本くらいある距離。いざフェンスの向こうは、という微妙な距離で、ただコンクリの上歩く、そろそろ道が終わっちゃいそう。
なので私は、
「今一旦バスに戻って、家に帰るまでにまた(浜まで)来れる？」と聞いたら、そんなつもりは無いと言われるので、そんなら、ちょっとだけでも浜辺に降りたい、とワガママいうことに。
海というテイだが、どう考えても公園の入り口。ロッカーとかあって風呂っぽい。Jは全裸になって公園入り口のトイレへ。私は左奥の方のロッカーに一先ずいってようかなーと思う。
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