押入れの写真整理

休日の早朝。現実の自室に限りなく近い部屋で寝ている。朝早いにも関わらずチャイムが鳴らされたり、盲目の紳士や女セールスマンなんかが来るのが窓から見える。
私は寝転がったまま寝たふりをしていたが、いつの間にか母親が勝手に部屋に入ってきて部屋の入り口部分と、押入れを掃除し始める。
雰囲気に飲まれて、いやいや自分でするからお母さんはいいよ？とか言うもやめてくれないので一緒に整理をしている。
学生時代からの大量の写真が未整理で幾つかの段ボール箱に入っている。元彼とのハメどり的なものもチラホラあったりでうわっこりゃ親には見せられんわ、つかこんなの撮ってたっけ？と握りつぶしていたら母はまた別の写真箱をいじり出したので、写真は私がやるから！！本当にいじらないでくれ頼む！と箱を取り上げる。母「え〜〜。見てやばいものなんてある方がおかしいのに〜」と不満げなので、私は猛スピードで手元の写真を選別してはヤバくなさそうな写真を次々彼女に提示して場を持たせようとするのであった。

大学を卒業した時の記念に、A5を縦綴りにした記念冊子みたいなものがあって、スナップやフリーグラフィックみたいなのが構成されたきれいなミニコミみたいなやつ。仲のいい友達みんなが何処かの田舎の和風な宴会場のステージで歌ってて、私はそれを酔ってるからと遠慮して客席で座って見てる図を後ろから誰かが撮った写真が冊子に載ってる。(※現実ではそんな出来事はなかったし、冊子も無い。)

🐌雑感🐌
まあ、よくわからないけど今日は押入れの掃除しますかね…